【インフラファンド】配当でコツコツお金を増やす投資法
こんにちは、きよです。
今回は私が実際に NISA(ニーサ)を使って投資をしているものを紹介します。
前回のブログでNISAは高配当株と相性が良いと書きました⇒NISAについて解説
そのNISAと相性バツグンの【インフラファンド】を紹介します。インフラファンドとは電力、水道、交通などインフラ事業へ投資をするファンドの総称です。
インフラファンドの種類に太陽光発電ファンドがあり、これに注目しました。
太陽光発電ファンドは地方の広大な空き地にソーラーパネルをたくさん敷いて、そこから得た電力を、東京電力などの大きな会社に買い取ってもらう仕組みです。
この話を聞いて「本当に電力会社が買い取ってくれるの?」と思った方は鋭いです。
ところが電力会社は買い取らないといけない制度があるのです。
この制度を固定価格買取制度(FIT)と言います。
FITは産業用としては2012年に出来た制度です。環境に優しい発電を普及させる為、自然エネルギーを一定価格で買取るよう電力会社に約束させました。
東証でインフラファンドに投資出来るようになったのは最近の事です。
2016年インフラファンド第一号となる「タカラレーベン・インフラ投資法人」が上場していますが、これは太陽光発電のファンドです。
一定価格で売電が 約束されているので、今のように経済が不安定な時ほど魅力が増す投資対象と言えると思います。
現在、上場しているインフラファンドは7つですが、どれも年間の分配金利回りが高いのが見て取れます。
景気にも左右されず、高配当は約束されているとなればいいこと尽くめですが、残念ながら投資には必ずリスクがあります。
【インフラファンドのリスク】
リスク①:FITは20年間区切り。年々自然エネルギーの買取り価格は下がっている。
赤いラインがインフラファンドなどの産業用の買取り価格ですが、2012年には40円だったものが、2020年には13円まで値下がりしていることが分かります。
これは政府が当初思い描いていた以上に太陽光発電の導入が進み、またパネル価格等も安くなった為です。
しかし、FITは一度発電を始めれば20年間は同じ価格での買取を保証していますので、このFIT価格の下落を心配する必要は全くありませんので安心して下さい。(例えば当初40円のFIT価格で発電を始めたものは、以後20年間ずっと40円で買い取ってもらえます)
ただし、今から20年後の将来を考えますと、FITの契約が徐々に終わってしまうため、売電による収入が減ってしまうことになります。そのため、将来においては太陽光だけでなく、風力やバイオマス等、様々なインフラに投資が行われない場合には、収入が減少し分配金が減ってしまうリスクが存在します。
もっとも、かなり先の話であり、大きなリスクではないでしょう。
リスク②:天候に左右される。
日本の天候に変化がおきて日照時間が少なくなれば、太陽光の発電量が減り、分配金の減少につながる可能性があります。
実際に2019年は天候不順で当初の想定より下振れたインフラファンドがいくつか存在しました。
しかし、逆に想定より日照時間が増えれば売電収入は上振れしますし、また下振れた場合においても、オペレーター(実際に太陽光発電所を運営している主体)と最低保証の決め事をしている場合が多いので、これもあまり神経質にならなくてもいいと思います。
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